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Webメール転送設定間違いの自動検知

Webメール(Zimbra)では他のアドレスにメールを転送することが可能ですが、間違った設定をした場合、転送失敗やメールロストが発生する可能性があります。設定画面では警告等は表示されず、利用者に転送失敗の通知が送られるわけでもないため、転送されていないこと自体に利用者側が気づかず、メールがロストしていた事例が発生しています。

今回、メールロストや転送失敗防止のため、問題がある設定を定期的にチェックし、自動的に修復または警告を通知するプログラムを作成し、設置しました。

  • 設定日: 2023年2月2日
  • チェック箇所: Webメール(Zimbra)のメール転送設定とフィルター設定
  • 問題発見時の動作: 自動修復、または、警告通知

※ 問題個所によっては自動修復できません。対処方法を記載したメールをお送りしますので、必ず対処していただくようお願いします。

大学Gmailの利用を含めたメール転送に関する設定方法については、KUEMAILにある各マニュアルを参照していただくようお願いします。(マニュアル内では、注意事項も記載されています。)


上記のほか、転送先がドッペルゲンガードメイン(タイポスクワッティングを含む)ではないかチェックを行うようにしました。ドメイン判定には誤検知もありえるため、自動警告ではなく、情報処理センターで確認した後に個別にメールを送ります。メールを受け取った際は、内容を確認し、必ず対処を行ってください。対処を行わなかった場合、強制的に転送を無効化する場合があります。