情報処理センター
Information Processing Center

SSLインスペクションの試験運用と対応について

SSLインスペクションの有効化と試験運用について

KUENET用の全てのプロキシサーバーはSSLインスペクションに対応しており、SSLインスペクションについては、現在は下記のようになっています。

  • サーバー向けプロキシサーバー: SSLインスペクション有効
  • クライアント向けプロキシサーバー: SSLインスペクション無効

クライアント向けプロキシサーバーについては現在無効ですが、下記の日程で有効化の試験運用を実施します。

第1回: 2026年9月15日(火) 午前8時 ~ 2026年9月16日(水) 午前8時 (24時間) 【完了】

第2回: (2026年12月初旬頃実施で検討中)

上記の試験運用期間、及び、本運用開始時にはクライアント向けプロキシもSSLインスペクションが有効になります。SSLインスペクションが有効な環境では、PC(タブレットやスマホ含む)に京都教育大学認証局の証明書をインストールしていない場合、インターネットの閲覧やアップデートできません。KUENETに接続しているPC(タブレットやスマホ含む)へ京都教育大学認証局の証明書をインストールしておく必要があります。後述の「対応確認方法」を参照し、対応済みかどうかを確認してください。

対応済みの端末であっても、サイトやアプリケーションによってはエラー等の不具合が発生する場合があります。もし、エラー等の不具合が発生した場合は、後述の「不具合が発生した場合の対処方法」に従って、報告等をお願いします。

次回の試験運用や本運用開始時期は試験運用の状況をみて検討しますが、今年度中の本運用開始を目標としています。今後の予定については情報処理センターホームページのお知らせ等に記載します。

SSLインスペクション有効化はKUENET用のプロキシサーバーでのみ実施されます。KUENETへ接続しない端末(KUENET管理システムに登録されていない端末)で実施する必要はありません。

対応確認方法

お使いのPC(タブレットやスマホ含む)で下記サイトにアクセスしてください。

https://ca.kyokyo-u.ac.jp/

「認証局対応チェック」に「未対応」と表示された場合は、必ず対応が必要です。「未対応」を放置した場合、9月以降インターネットが閲覧できなくなります。メニューにある、お使いの機器(OS)の認証局インストール手順書を開き、記載の方法でインストールを実施してください。

「対応不要」と表示された場合でも、KUENETに接続することがある端末(KUENET管理システムに登録されている端末)は対応が必要です。

以下の機器(OS)については追加の注意事項があります。それぞれ参照してください。

Windows

以下のアプリケーションを使用している場合は、追加の設定が必要です。

  • パソコン版Googleドライブ
  • WinGet

必要な設定は自動インストールスクリプトに組み込まれていますので、インストール手順書の「自動インストールスクリプト」を実行してください。設定済みかどうかは、スクリプトを実行することで確認できます。

※ 事務ドメインに参加しているPCはグループポリシーで設定済みであるため、対応は不要です。

Mac (macOS)

「IPアドレスのトラッキングを制限」を無効にする必要があります。有効のままの場合、Safari等でWebサイトが閲覧できません。「設定」から設定項目にアクセスし、無効にしてください。

  • 有線接続設定 → ネットワーク → Ethernet → Ethernet横の◯に 詳細... をクリック → IPアドレスのトラッキングを制限
  • 無線接続設定 → Wi-Fi → 接続しているSSID横の◯に ... をクリック → ネットワーク設定... → IPアドレスのトラッキングを制限

また、「パソコン版Googleドライブ」をお使いの場合は、個別にコマンドを実行する必要があります。「認証局インストール手順書【Googleドライブ】」を参考に設定してください。

iPhone/iPad (iOS/iPadOS)

「IPアドレスのトラッキングを制限」を無効にする必要があります。有効のままの場合、Safari等でWebサイトを閲覧できません。「設定」から設定項目にアクセスし、無効にしてください。

  • 設定 → Wi-Fi → 接続しているSSID横の◯に i をクリック → IPアドレスのトラッキングを制限

Chromebook/Chromebox (ChromeOS)

OSでは設定できません。ユーザーがログイン後にGoogle Chromeを設定する必要があります。「認証局インストール手順書【Google Chrome/Chromium】」を参考に設定してくださ。なお、認証プロセスの通信は特別に許可しているため、KUENET配下であってもGoogleアカウントでのログインは可能です。

※ 大学Googleアカウントでログインした場合は自動的に設定されます。

不具合が発生した場合の対処方法

SSLインスペクションの特性上、対応済みの端末であっても、不具合が発生する場合があります。このような不具合については個別に対応を実施します。不具合を報告する前に、下記を確認してください。

  1. 試験運用期間に発生した不具合であること。
  2. KUENET接続時に発生した不具合であること。
  3. 端末が対応済み(京都教育大学認証局がインストール済み)であること。対応済みかどうかは前述の「対応確認方法」を確認してください。
  4. 「IPアドレスのトラッキングを制限」が無効であること(Apple製品のみ)。有効無効の確認方法については前述の「対応確認方法」を確認してください。
  5. 後述の「個別対応が必要なアプリケーション」に該当しないこと。
  6. 後述の「既知の不具合」に該当しないこと。

1.と2.に該当しない場合は、別の不具合の可能性があるため、メールや電話等で情報処理センターにご連絡ください。3.と4.と5.で未対応の項目がある場合は、まずは対応を実施し、改善されるかどうかを確認してください。改善されない場合のみご報告ください。最後の6.で既に報告済みの現象かどうかを確認してください。既知の不具合は調査・対応中のため、再度報告する必要はありません。

まだ判明していない新規の不具合である場合は、下記のリンク先のフォームで不具合の報告をお願いします。(フォーム投稿には大学Googleアカウントでのログインする必要があります。)

プロキシ不具合報告(第2回試験運用/12月初旬) [準備中]

※ 9/15実施の第1回試験運用で発生した不具合の報告は受付を終了しました。報告漏れがあった場合は、個別に情報処理センターまでご連絡ください。

報告いただいた不具合は試験運用期間中に対応できない場合があります。翌日午前8時以降に再度接続していただくか、他のネットワーク(EDUNET、KUE WiFi、edouram)を使用していただくようお願いします。当日中に接続が必要であり、他のネットワークも使用できない場合は、試験運用期間中のみ使用可能な代替プロキシを案内しますので、情報処理センターまで直接ご連絡ください。

既知の不具合

現在判明している既知の不具合です。(解決後には「個別対応が必要なアプリケーション」または「解決済み不具合」に移ります。

  • PhishWallクライアントの更新に失敗する。(新規インストールで正常稼働を確認、現象確認できず)

以下は、SSLインスペクションが無効な場合でも失敗するため、別原因の可能性があります。

  • Andoridのシステムアップデートが失敗する。

個別対応が必要なアプリケーション

認証局インストールの追加作業が必要なアプリケーション

OSへの認証局インストールだけでは不十分で、個別の対応が必要なアプリケーションがあります。下記のアプリケーションで不具合が発生した場合は、「認証局インストール手順書【アプリケーション】」にアクセスし、該当のアプリケーションの個別の対応をお願いします。個別の対応を実施しても改善されない場合は、プロキシ不具合報告をお願いします。

  • パソコン版Googleドライブ ※
  • WinGet ※
  • WSL (Windows Subsystem for Liunx)
  • MSYS2
  • Ruby Installler
  • Node.js (Linux等のパッケージ版を除く)
  • Java (Linux等のパッケージ版を除く)

※ Windowsでのパソコン版GoogleドライブとWinGetに必要な対応は、自動インストールスクリプトにより自動的に設定されます。スクリプトを実行している場合は、個別対応は必要ありません。

使用時に個別の設定が必要なアプリケーション

下記アプリケーションは、プロキシが提供するSSLインスペクションの制限により、個別に設定が必要です。この問題はプロキシ側の問題と認識していますが、現在の所、プロキシ側での解決する方法はありません。

  • Windows版curl (Git for Windows版を含むが、MSYS2版及びWSL環境は含まない。Windows以外のOSも対象外)
    そのまま実行しても失効証明書に関するエラーが発生します。実行時に --ssl-revoke-best-effort オプションをつけてください。例えば、https://www.yahoo.co.jp/を表示する場合は、次のようにします。
    curl --ssl-revoke-best-effort https://www.yahoo.co.jp/

使用できない(制限がある)アプリケーション

下記のアプリケーションでは、アプリケーションまたはプロキシの制限により、SSLインスペクションが有効な環境では使用できません。EDUNETやKUE WiFi等の環境での使用をお願いします。

  • Lemonade Server (Windows版のみ)
    モデルのダウンロードに失敗します。モデルダウンロードは、内部でcurlライブラリを使用していますが、上記にある通り、Windows版curlではオプションを指定する必要があります。しかし、このオプションをLemonade Server自体に設定する方法がありません。そのため、証明書関連のエラーが発生し、モデルをダウンロードできません。
    EDUNET等の別ネットワークでダウンロードしたモデルを使用することは可能です。ダウンロードやアップデートのときのみ、EDUNET等に接続してください。

解決済みの不具合(9/15以降)

現在は解決している不具合です。プロキシサーバー側で対応しているため、クライアントで追加の作業は必要ありません。

  • 多くのサイト(特にGoogleのサービス)で「ICAPプロトコルエラー」が表示され、アクセスできない。
  • NTTデータ提供のANSERサービス(銀行向けインターネットバンキング、京信ビジネスバンキング等が使用)にログインできない。
  • WinSCPのアップデートが失敗する。
  • iPadのアップデートが失敗する。
  • EBNext2で取引データ取得時にエラーになる。