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災害発生時の対応
火災が発生したとき
火を消すことも大事ですが、一人で対処しようとしても限界があります。身体の安全が第一です。まずは、大声で人に知らせ、消火に努めましょう。さらに一刻も早く消防署に通報してください。
初期活動の3原則: 一、早く知らせる 二、早く消す 三、早く逃げる
通報連絡
◆火事発生、発見したときは「火事だ!」と大声で近くの人に知らせる。
◆非常ベルを鳴らす。廊下等に備え付けてある火災報知器(非常ベル)のボタンを押す。
◆119番通報「京都教育大学の(場所)が、火事です」
◆到着した消防隊への情報提供119番通報のポイント
1.「火事です。」とはっきり言う。
2.火事の場所を言う。(伏見区、深草藤森町、京都教育大学 など)
3.何が、どの程度燃えているかを言う。
4.建物名称、階数、逃げ遅れ等の状況を言う。初期消火
◆ガスの元栓を閉める
◆火の周りに可燃物がある場合は、取り除く
◆消火器や屋内消火栓を使用しての消火
◆天井に燃え移った時点で消火中止、避難衣服に火がついたとき
あわてず人を呼んで消してもらうか、廊下に出て床に転がって消してください。
避難
- 有毒ガスや煙の発生などによって、初期消火を行えないときは、ただちに安全な屋外へ避難してください。
- 天井に火が燃え移った場合は危険ですので、火災現場に人がいないことを確認し、扉を閉めて避難してください。
- 声を掛け合って同室内の人の無事を確認し、一緒に避難してください。
- 避難する場合は、周りの人に火災が発生していることを知らせながら避難してください。
- 廊下などの避難路の選択は、煙の動きを見て風上の方へ避難してください。
- 避難時に煙が充満している場合は、身を低くし、ハンカチ等で口元をおさえ、煙を吸い込まないようにして避難してください。
- 廊下・階段では防火扉や防火シャッターが作動している場合がありますが、備え付けの小扉より避難が可能です。
- 屋内階段は煙の通路となり危険となることが多いので、できるだけ使用せず、近くの非常口から避難してください。
- 避難の際は、エレベーターは絶対に使用しないでください。
- 避難後は、お互いに安全を確認してください。
地震が発生したとき
揺れを感じてすぐに、慌てて逃げることは大変危険です。構内の建物は耐震化が図られており、地震によって建物が倒壊する危険性は低いため、揺れがおさまるまで待ってから落ち着いて行動しましょう。
地震発生時
◆講義室等屋内にいた場合
1.ドア付近の人はドアを開け、出口を確保する。
2.窓ガラスの飛散を防ぐため、カーテンを閉める。
3.衣類や鞄などで頭を覆い、落下物から身を守る。
4.机の下などに潜り、机の脚につかまって姿勢安定させる。
5.戸棚、保管庫等倒れる物から身を離す。
◆屋外にいた場合
1.窓ガラス・外壁・看板などの落下物に注意する。
2.落下物の危険がない広い通路に出て、安全を確保する。地震沈静後の対応
緊急避難場所になっているグラウンドまで避難しましょう。担当教員の指示、または避難放送や事務室からの連絡に従ってください。
- 余震等に備え、窓やドアを開けて避難ルートを確保してください。ただし、火災が発生し消火不能である場合は、ドアを閉めて避難する。
- 出口に殺到しないで整然と避難する。階段などでの混雑がある場合は、慌てず、転倒による負傷者が出ないよう気をつける。
- 自身の安全が確保できる範囲で、身体障害者や負傷者の避難をサポートする。
- 停電した場合、誘導灯を目印に避難する。
- 避難する場合は姿勢を低くし、必ず階段を使用する。エレベーターは使用しないこと。
- エレベーターに乗っている場合は全ての階のボタンを押し、近い階に素早くおりること。
日頃の備え
突発的な災害に備え、次の点には留意しておいてください。
1.「京都教育大学災害避難マップ」を参考に、避難経路・避難先を確認しておく。
2.火災発生に備え、消火器の位置・使用方法を確認しておく。
3.ロッカー、戸棚などの上に物を置かない。
4.避難経路となる廊下・階段に障害物となる荷物等を置かない。
5.室内の整理整頓を心がけ、不要となった紙類・ゴミなどは早めに処分しておく。
6.機会を見つけて、積極的に防災訓練・応急救護訓練に参加する。京都教育大学災害時避難マップ
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