-
地域との繋がりが学校教育を変える(大学院連合教職実践研究科 修了生)
大学院連合教職実践研究科
学校臨床力高度化系中核教員・リーダー教員養成コース 2024年度修了
小学校 教諭私は現在、京都府の公立小学校で教頭として勤務しています。「学校の役割とは何か」をもう一度深く学び直したいと思い、教職大学院に進学したのは、教務主任として学校運営に携わっていた時期でした。一旦現場を離れ、教育を根本から問い直す時間をいただけたことは、大きな財産となっています。
教職大学院では、多様な講義や実践研究を通して、「学校を起点とした地域づくり」というテーマに出会いました。地域と学校が互いに支え合い、子どもを中心にした学びや活動が広がることこそ、地域活性化やまちづくりにつながる-この視点は、これからの学校の在り方に欠かせないと考えるようになりました。特に、「人との繋がりが教育を変える」という学びは私の軸となり、地域の方々と丁寧に対話しながら、学校や地域の未来を共に語り合うプロセスの大切さを強く実感しました。
学校現場に戻り、後に教頭として着任した現在、教職大学院での学びは私の支えとなっています。地域の方にゲストティーチャーとして授業に関わっていただく取組や世代間の交流など、学校と地域が自然に交わる場づくりを積極的に進めています。中でも、夏の地域行事「夕涼み大会」に6年生が企画段階から関わり、地域の方々と意見交換を重ねて運営を担った経験は、まさに"人との繋がりが子どもを育て、地域を動かす"象徴的な事例となりました。地域の方々の知恵や思いが学校に届き、学校の活動が地域の力になる―この循環が生まれ始めていることに大きなやりがいを感じています。
同時に、教職員一人一人の思いや強みを引き出し、互いに学び合える職員室の風土づくりにも力を入れています。「いかに協働性を高めるか」は教頭としての重要なテーマであり、教職大学院で培った対話の姿勢と深くつながっています。
教員の仕事の魅力は、子どもの成長に寄り添うだけでなく、学校に関わる多様な人々とともに「地域の未来」を創っていけることです。教員を目指す皆さんには、「子どもを大切に思う心」と「学び続ける姿勢」を持ち続けてほしいと思います。仲間と語り合い、試行錯誤を重ねる中で、自分の教育観は必ず磨かれていきます。どうか、自分の可能性を信じて挑戦してください。
〒612-8522 京都市伏見区深草藤森町1番地 TEL 075-644-8106
Copyright © 2016 Kyoto University of Education.All rights reserved.
