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学び続ける学校をめざして~豊かな学び、確かな学び、「本物」の学びを~(附属桃山中学校)
附属桃山中学校副校長 佐々木 稔
深い学びを生み出す授業と授業づくりの研究
~令和元年度教育研究発表会を開催(11/22)~「学び続ける学校をめざして~深い学びを生み出す授業と授業づくりの研究~」を主題に、教育研究発表会を開催し、全国から460名の教育関係者(本学を含む)の参加がありました。全体会では、本校がこれからの新しい時代に必要とされる「資質・能力」としての「学びに向かう力」の育成に着目し、その源泉となる「深い学び」が生み出される授業づくりに向けた取組や「学び続ける学校」としての持続的な授業研究のあり方について、全教員で認識を共有しながら実践を進めてきた成果を発表しました。また公開授業では、「生徒が立ち向かうべき未知の状況」という学習課題を設定し、その解決に向けて生徒たちが仲間と主体的に協働的に関わりながら学びあえる授業を提案しました。今回も参加者からは多くのご指摘やご意見をいただき、今後も地域や外部からの意見や評価を糧にさらなる授業研究に努め、地域全体の教育力向上に貢献できる魅力あふれる附属学校をめざしていきます。
「いのち」の誕生を科学的にとらえその尊さと温もりに触れる
~1年生性教育プログラムの取組「いのちのふれ愛講座」(11/13)~今年度も1年生への性教育の一環として、京都府助産師会から助産師の方と、伏見区の「ももやま児童館」から数組のお母さんと赤ちゃんをお招きし「いのちのふれ愛講座」を行いました。前半では胎児人形や骨盤模型を使い、また映像や音声を通した講師の分かりやすい解説を聞き、出産の奇跡やいのちの誕生を科学的に学び、思春期に起こる体や心の変化を肯定的に理解し、自身の身体を大切にしようとする意識を深めることができました。後半では、お母さんたちの出産前後の心境やその後の育児の苦労や喜び、中学生に伝えたいメッセージなどの貴重なお話を伺い、生徒たちが実際に赤ちゃんを代わる代わる抱っこしました。会場一杯に優しい眼差しと笑顔があふれる中で、生徒たちは自身の出生や成長に関わってくれた家族に思いを馳せ、今ある自らの成長を実感できる大切な時間となりました。このように本校では、生徒たちが「いのち」の尊さと温もりを肌で感じ取れる「本物」に触れる体験学習を大切にしています。
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