「最近、ハロウィーンで仮装した子ども達と踊ったんですよ」と話してくれたのは、ダンス部の部長をつとめる山田眞美加（まみか）さんです。地域のイベントで出会った方に誘われて、幼稚園のハロウィーンのイベントにダンス部全員で参加されました。子ども向けの曲を選ぶために保護者の方と相談したり、振り付けを工夫して教えてあげたりするのが、とても楽しかったと言います。

　普段、ダンス部では、いくつかのグループに分かれて、主にジャズ、ワック、ロックなどの洋楽のダンスを練習しています。現在18人の部員が在籍していますが、ダンス経験者ばかりではなく、先輩達のダンスに魅せられて始めた初心者も多いようです。基礎的な運動で体を作りながら、体の一部分だけ動かす「アイソレーション」を先輩に教わったり、互いに体の動きをチェックしあったり、ときにはOGでダンス講師をしている方に教わったりすることで、表現の技術を磨いていきます。

　ダンス部にとっての毎年の目標は、本学の学園祭のライブや、新歓ライブ、夏と冬の学内ライブなどで成果を披露することです。演目によっては全員で同じダンスを演じるので、初心者から熟練者まで全員が踊れるように、毎回振り付けに知恵を絞っているのだそうです。

　「ダンスの喜びは？」と山田さんに質問すると、「体を自在に動かして自由に表現し、演者全員が一体となり、観客の皆さんとも一体になれることです」と答えてくれました。また、幼稚園の子ども達と一緒に踊ることも楽しかったので、機会があれば今後も参加してみたいそうです。

　今後もダンス部の皆さんの活動を応援していきたいと思います。

　
2018年藤陵祭での公演の様子