2021.07.28 国文学会の会則改正について(2021年7月28日)

国文学会の会則改正について(2021728日)

会長 植山俊宏

本学会は発足以来さまざまな曲折を経ながらも七十年近くにわたって国文学科の研究組織として存続してまいりました。研究発表会の開催、機関誌『京都教育大学国文学会誌』の発行を二本柱として、会員の皆様のお力添えにより、今日まで活動を継続してこられたのは大変ありがたいことと感謝しております。

ただ近年大学の法人化とそれに伴う教員数の削減、さらにはコロナ禍も加わって、学科をとりまく環境は厳しさを増し、従来の体制のままでは学会を健全に運営していくことが困難になりつつあります。

そこで、『国文学会誌』が50号に達し、大学院が教育学研究科から教職大学院へと移行する来年を1つの区切りとして、学会のあり方を見直したいと存じます。その趣旨は主に以下の三点です。

 一、非購読会員、永年会員を廃止する代わりに会費の徴収を購読会員からのみとし、煩雑となっていた名簿管理や会計事務を簡素化します。

 二、電子化の流れに対応した連絡体制の構築や機関誌の刊行部数削減によってむだな支出を減らし、会費を徴収しない一般会員制度を創設します。

 三、同窓会的なよさを残して会員の連絡は継続しつつも、学術的な団体としての体制を整備し、今後も研究・教育への寄与ができるよう努めてまいります。

そのために具体的には下記PDFファイルのような会則改正案を本年の総会に提案したいと考えています。どうぞご覧ください。

とはいえ、私たちが目指す活動を継続するために、ご賛同いただける皆様には引き続き購読会員として学会を支えていただくこともまた必要です。どうかぜひとも趣旨をお汲み取りの上ご検討いただきますようお願い申し上げます。

国文学会の会則改正について.pdf

なお国文学会専用のメールアドレスとしてkokubung[at]kyokyo-u.ac.jpを新たに設置しました。

[at]の部分を変更してください。

投稿以外の学会全般に関するお問い合わせや住所変更等の連絡はこちらにお願いいたします。

会則改正についてのご意見もお寄せいただければ幸いです。



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