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学長・機構長より

学長からのメッセージ

--教育を通じた地域創生の拠点として--

「教育創生リージョナルセンター機構」の名称は、「教育を通じた地域創生に貢献する」本学の意思を明確に表明したものになっています。

地域社会を支える未来の人材を育成する学校教員を育成し、地域の教育課題に対応した教員研修を実施し、教育創生に貢献することが本機構の目的です。具体的取組として、京都府教育委員会と協働する「京都府北部地域教育創生」、京都市教育委員会と協働する「京都市立義務教育学校開校支援」を進めています。

「京都府北部地域教育創生」はリージョナルリーダーの育成をめざし、学校における研究プロジェクトの支援、Webコンテンツを利用した反転研修、メンターシップ育成講座に取り組んでいます。平成31年度には教職キャリア高度化センターに新たな特任教員(地域教育支援担当)を配属しました。一方、「京都市立義務教育学校開校支援」では、京都市教育委員会と連携し、京都市立向島秀蓮小中学校などの義務教育学校の開校にあたり、課題を解決するための支援を行っています。

また、現代社会の急激な変化にともない、学校では次々と問題が生じ、それに対処できる教員の養成が求められています。こうした「教員養成高度化」に対応した現職教員研修もまた、本機構の大きな使命です。

京都府・市教育委員会主催の教員研修をはじめ、教員免許状更新講習、社会教育主事講習、幼稚園免許特例講座、教職キャリア高度化センターや総合教育臨床センターの主催講座、京都府教育職員認定講習などさまざまな他の講座でも本学教員が講師を務めています。その総件数は、平成31年度には398件(90分1件と換算)にもなりました。また、働き方改革に対応した「先生を"究める"Web講義」も100講座以上が揃い、2000名以上の視聴登録者を数えています。

振り返れば、平成30年、京都府と京都市の教員育成指標が策定され、大学における教員養成が現職教員育成と連続したものと捉えられるようになりました。これを機に、教員養成を担当していた旧・教育支援センターと、現職教員研修を担当していた旧・教職キャリア高度化センターとを統合し、新しい「教職キャリア高度化センター」を創設しました。それにともない、旧・教職キャリア高度化センターが所属した「附属教育実践センター機構」を「教育創生リージョナルセンター機構」へと改称し、体制も一新したのでした。

教育創生リージョナルセンター機構は、これからも京都の教育創生に貢献しつつ、広く近畿全域に、教員養成高度化を組み入れた教員養成及び現職教員研修を提供してまいります。

京都教育大学長 太田 耕人

機構長からのメッセージ

教職は生活の糧を得るためだけでなく、仕事を通じて学び、成長する機会をより得られる職業の一つと言えるでしょう。だからこそ、生涯にわたって教職生活を過ごす人が多いのではないでしょうか。

さて、本機構はこうした学び続ける教育職員のみなさんを直接、間接に支援することを目的に設立されました。とくにリージョナルセンターと称しているように、京都に置かれる大学として京都府・京都市の教育委員会のほか、京都府下の自治体や学校の方々との連携をはかり、京都ならではの教育課題に臨むことを使命としています。

それは、幼児・児童・生徒に関わるテーマだけでなく、教職員の働き方や学び方に関わるテーマをも扱い、喜びとやりがいをより感じられるような学校づくりに寄与できることを目指すものです。

みなさまと本機構が幅広くつながることのできることを心から願うとともに、ご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

                        教育創生リージョナルセンター機構長 榊原 禎宏