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お知らせ

令和7年度環境教育実践センター公開講演会を開催しました

 本学環境教育実践センターでは、学生および地域住民の方を対象に、例年、環境や環境教育に関する講演会(全3回)を開催しています。今年度は、3月14日(土)、3月17日(火)、3月25日(水)に、それぞれ異なるテーマで開催しました。

 第1回は、「原発事故から15年後の被災地における農業復興に向けた取り組み」をテーマに、農業・食品産業技術総合研究機構の上級研究員である久保堅司氏をお招きしました。講演では、東京電力福島第一原発の事故後、農作物の汚染をいかに回避してきたかという歩みや、事故から15年を迎えた被災地の農業復興に向けた取り組みについて紹介いただきました。参加者からは「農業再興に向けての大変な努力を聞かせていただき、理解が深まった」「原発事故後の農作物対策についてよく分かった」といった声が寄せられました。

 第2回「こころとからだを元気にする食生活」では、管理栄養士・健康運動指導士の中本絵里氏に登壇いただきました。日々の疲れや気持ちの沈みの原因が「食べ方」にある可能性に着目し、イライラを防ぐ食事のコツや、心を満たす味わい方、さらには軽めの運動など、心身を健やかに整えるためのヒントを楽しく学ぶ機会となりました。参加者からは「内容が分かりやすく、すぐに生活にとり入れやすいと思った」「ストレッチの簡単な取り組み方を知れて良かった」などの感想をいただき、非常に実用的な講座となりました。

 第3回は、株式会社バイオームの農学博士、野村康之氏による講演「雑草と食虫植物は似ている!?~生きざまの意外な共通点~」を開催しました。身近に生い茂る雑草と、人知れず虫を捕らえて生きる食虫植物という両極端な生態を比較しながら、その「生きざま」に隠された意外な共通点を通して植物の生存戦略の一端を解説いただきました。参加者からは「起源や虫を分解する方法など興味深いお話だった」「何気なく見ていた雑草について見直すきっかけになった」といった感想が聞かれ、植物への関心が深まる貴重な場となりました。