お知らせ
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第5回「これからの算数・数学教育を考える会」を開催しました
8月23日(金)に1号館A棟数学図書室で、第5回「これからの算数・数学教育を考える会」を開催しました。この会は、本学の機能強化構想における「理系」教員養成のためのカリキュラム開発の取組の一環として、大学と附属学校が連携してカリキュラムを開発・実践し、広く学校現場へ発信・交流することを目的にしています。
会ではまず、葛城元教諭(附属高等学校)から「「わかる」を目指した高校2年生の三角関数の授業」についての発表があり、高校生が三角関数の原理を理解するためには指導手順をどのように工夫すればよいのか、また具体的な教育実践における成果と課題についての説明がありました。
続いて、伊藤友輔教諭(京都市立西陣中央小学校)から「主体的・対話的で深い学びに向けた高学年での算数科指導」についての発表があり、三角形の合同図形の作図に関する指導場面を例に、児童とのやり取りを通して、作図条件を導き出していく指導についての説明がありました。
最後に、黒田恭史教授(数学科)から「算数・数学授業における「対話的」とは何か」の発表があり、新学習指導要領でも提唱されている「対話的」を下支えするための学力と、具体的な事例場面についての説明がありました。
会には28名(学生10名、高校生3名、教員・一般15名)が参加しました。
次回は2019年10月25日(金)に開催します。
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