石田 心音さん(工芸研究室)
兵庫県公立中学校美術科教諭

大学では、絵画・彫刻・デザイン・工芸・美術史など幅広い分野を学びました。美術の知 識が浅いまま入学しましたが、学ぶうちに身の回りの美術に自然と目が向くようになり、 日常がより豊かで楽しいものになりました。春からは中学校で美術教員として働く予定で す。日々の暮らしの中にもある美術の魅力を、生徒にも感じてもらえるよう、楽しむ心を 大切にしながら精進していきます。

辻 妃美華さん(絵画研究室)
三重県公立中学校常勤講師

私は4年間の大学生活で絵画を制作する楽しさと、それを外に向けて発信する大切さを学びました。絵を描くのは元々好きだったのですが、先生方の下で専門性を高めることが出来たのはかけがえのない貴重な経験でした。また、作品をたくさんの人に見てもらえる場所に展示する機会も何度かあり、その度に思いがけない出会いがありました。卒業してからは制作はもちろん、大学生活で繋がった縁を大事にしていきたいと思っています。

中内 佑亮さん(絵画研究室)
京都府公立中学校非常勤講師

私は、美術領域の4年間で多面的なものの見方を得ることが出来ました。 京教では、美術における各分野の基礎的な学びの機会を持つことができるので、今まで知識が足りなかった抽象画や現代美術、デザイン作品などの奥深さに気づくことが出来ました。
それは教育分野でも同じで、1つの教育的問題に対して、その問題解決のための知識を様々な講義で得ることが出来ました。

中川 詩萌さん(書道研究室)
京都教育大学大学院 連合教職実践研究科
教科研究開発高度化系 芸術探究プログラム

私は4年間多くの古典・古筆に触れてきました。そこで技術や知識の習得に加え、ただ"書く"ことだけではなく自分や他者の作品を見て"考える"ことが大切なのだと深く実感しました。先生や仲間との距離も近く、何事も積極的に学ぶことができたこの環境で、生活にも通ずる大切なことを学び力を伸ばすことができたと思っています。
卒業後は、教職大学院に進学し引き続き書道を学び、より専門性の高い教員を目指し日々精進していきたいと思います。

芝本 登萌さん(工芸研究室)
沖縄県立芸術大学大学院
造形芸術研究科 生活造形専攻

京教では自由にのびのびと制作ができ、また教育の面でも沢山の経験ができました。少人数なため先生との距離も近く、いつでも相談できる環境です。そんな環境だったからこそもっと陶芸について学びたいと思い、沖縄県立芸術大学の大学院に進学しました。陶芸に関して教育大からのアプローチと芸大からのアプローチどちらも経験して、今後自分がどう陶芸と向き合っていくか決めようと思います。