「幼児と環境」という授業で、
学生たちが「環境大発見ビンゴ」や「表現エンジョイビンゴ」をもって、
京都教育大学キャンパスを散策しました。
散策しての課題は、自分の「心が動かされた」瞬間を写真に収めること。
学生たちの感性が光る写真を、一部、ご紹介します。
京教キャンパスが秋から冬にかわりゆく風景です。

学生の授業の感想の一部です。
身の回りの自然に気づくためには心の余裕が必要だということを実感しました。普段は、同じ大学内にいても目的地に向かって早く歩いたり、会話やスマホに注意が向いたりして自然の音や色、匂いに気づかないまま通り過ぎているなと改めて感じました。自然を感じることは特別な体験ではなく、自分の意識を少しだけ外に向けるもので、遊びの延長でも行えるなとおもいました。
幼児教育の一体的な指導を行うためには、保育者の環境に対する感性を高めておくことが大切だと分かった。同じ環境でも、保育者の言葉がけや接し方によって子どもが感じることや考えることが変わってくると思う。たんぽぽ1つとっても、「これはたんぽぽっていう植物なんだよ」と知識を教えることは簡単だが、保育者が子どもと環境の関係性を知っていると、知識を与えること以上に、花の色や形など、様々な視点を得られるなど、知識の基礎を伝えることに繋がる。