幼児教育専攻の佐川早季子教員が、
ミネルヴァ書房発行の専門誌『発達』第185号で、
「子どもの造形表現が問い返す教育の時間 ― スロー・ペダゴジーの視点から」と題する論考を寄稿しました。
この論考では、子どもの造形活動を通して見えてくる「時間」の在り方に着目し、
英国の保育哲学研究者アリソン・クラークの提唱するスロー・ペダゴジーの思想を手がかりに、
教育や保育における時間観を問い直しています。
効率や成果を優先し、次の段階への準備ばかりをする「前倒し」の教育ではなく、
「いま・ここ」で世界を味わうこと、子ども自身のリズムに寄り添うことの意義を論じています。
詳細は出版社ウェブサイトをご覧ください。
なお、乳幼児期の子どもと時間との関係に問いを投げかけ、
スローな教育の価値を論じた『スロー・ナレッジと急かされない子ども----幼児教育におけるスロー・ペダゴジーの時間』(Clark, 2022)の翻訳書は、
2026年6月頃に北大路書房より刊行予定です。