つゆくさアルバム2019

12月4日(金)
人を大切にするための人権平和集会が開催されました
~「尊重する・認める・受け入れる」を柱に~

 12月4日、本校生徒会は、「人権月間・人権週間」の取り組みの一環として、①人権尊重の大切さの再確認 ②取り組みを通しての人権意識の向上 ③生徒主体の集会運営による、学校の一員であることの自覚 をねらいとして、動画視聴による人権平和集会を開催しました。

(プログラム)
 ・生徒会本部より、開会宣言と基調提案 ~尊重する・認める・受け入れる~
 ・人権を大切にするための取組報告と「人権劇」の発表
 ・帰国生徒によるスピーチ発表(海外体験を通して感じた人権問題について)
 ・生徒会よりのまとめ(閉会宣言)
 基調提案では、一人一人には様々な価値観、特性、考え方があり、それぞれ違っていることを「個性」ととらえ、それらの個性があってこそ私たちの日常の豊かで楽しい生活や社会は作られているのであるということ、この基本的な視点に立ち、それらの個性に優劣をつけたり、勝手な思い込みや決めつけで判断してしまうことからいじめは生まれるのでないかということ、そして、そうならないように「相手のことをもっと知ろうとすること」が必要であり、その人の良さを見つけ、相手の個性を「尊重する、認める、受け入れる」ことが大切であることが全校生徒に訴えられました。 基調提案の結びとして、以下の「人権平和宣言」が提案されました。
 「いじめや差別は絶対にしてはいけないということ」
 「みなさんの一人一人の個性を大切にしてほしいこと」
 「お互いに尊重しあい、いいところを認めてほしいこと」
 「何事も自分に関係ないと思わないこと」
 「自分からすすんで行動してほしいこと」
 「苦しい時は誰かに相談してほしいこと」
 「そして、何より、命を大切にしてほしいこと」

 次に、これまでの人権に関わる取組(ピンクライン運動・下の名前ウィーク等)の様子や成果が報告された後、新生徒会本部役員による「人権劇」として、友だちとのSNSを介した行き違いや意思疎通の不足、お互いを思いやれない関係からいじめが生まれていく過程が演技を通して具体的に披露されました。最後に、その解決への手がかりとして「見て見ぬふりをしない」こと、なにより「相手を知る」こと、思いやることの大切さについて演者の台詞を通して強く訴えられ、劇は締めくくられました。

 最後の発表として、9月下旬に行われた帰国生徒スピーチ発表会で披露されたスピーチのうち、海外体験をもとに「人権問題」に関して意見を述べた二人の2年生帰国生徒のスピーチ(「広がる人種差別への反発」「世界の差別問題~僕の体験から~」)が披露されました。身近ないじめの問題から世界に存在する深刻な人種差別問題まで、その解決の糸口は、複雑な背景や多様な要因があったとしても、やはり、今回の集会で提唱されている「個性」を「尊重する・認める・受け入れる」ことに他なりません。

 全校の皆さんも、この集会を機に改めて身の回りの友だちとの行き違いや意思疎通の不足などから起こる些細な問題から見つめ直し、誰もが大切にされて楽しく過ごせる附属桃中をつくっていきましょう。そして同時に、私たちが住む地域や日本、世界へと視野を広げながら、常に敏感な感性を持ち、人権問題について考え、解決に向けて行動できる人になっていきたいものです。まさに、~Think globally, act locally~(シンク グローバリー アクト ローカリー)の視点が重要なのだと思います。 生徒会本部の皆さん、本当にお疲れ様でした。