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 どうしてもきれいな丸い球体が作れない。ジャガイモみたいになってしまうという人は自分のやり方を思い出しながら、ここを熟読してください。きれいな丸い球体を作るための注意事項を列挙しておきます。

 @決して強くこすらないことです。「赤ん坊の額の汗をふき取るように」(愛媛のゴッドハンド「花田T」さんの言葉)やさしーくなぞりとる、のです。かけた土を表面に付着させるためにさすっているのであって、光らせるためにさすっているのではない、という理解が重要です。この段階で強くこすって、表面がてかってきますと、間違いなく、後ではでこぼこのジャガイモ玉になってしまいます。
 Aだからといって土を振りかけたのに、このなぞりこすりをしないで、ただ惰性のようにころころころがしているだけでも駄目です。これもジャガイモへの道です。
 Bまた不用意にこすることもよくありません。つまり土を振りかけてもいないのに、まるで暇つぶしみたいに、いつもこすっているというのも良くないのです。土を振りかけた後なぞりこすりをするのは2,3回と思ってください。また土を振りかけて2,3回です・・・。振りかけてもいないのに5回6回とこすり続けるのはやりすぎと思ってください。

               

 C他になかなか気づかれにくいのですが、よく見かける気になる癖の一つは、玉を転がすときに掌から掌への移動で転がすのではなく、マジックハンドでつかむみたいに二本の指で玉をつまんで(上写真・左)転がしたり揺すったりする人がいます。こういうことをすると、よほど上手でない限り、多くの場合つまんだ部位にへこみが出来ていきます。移動は常に掌から掌へ、です。もう一つ気になる癖は、振りかけた土をなぞり落とすときに指の先端でなぞり落とす(上写真・右)ことです。これではなめらかな球面にはなりません。親指全体とか人差し指全体とか掌とか親指の根本の湾曲部とかを使って、なぞった軌跡が球面になるようなやり方(下写真2葉)をしてください。

                 

 <だんだんきれいな球体になってきたら・・・>10分、15分と作業を続けると、表面のきめがだんだん細かくなってきます。そうなったら今後は表面に微少な傷がつかないように気をつけることが最重要課題になります。この段階では微少な傷は目には見えないものですが、下手なやり方をすると微少な傷がついていって、後でそれが決定的な結果を招きます。爪でひっかいたとか指輪で傷つけたなどは気づきやすいのですが、気づかれにくいけど一番よく起きる原因は土そのものの中にあります。だんごに振りかけた土の中に、ちょっとした大粒の砂とか微少な小石などがある時に、これをそのままにして手や指でなぞると、まるでガラス面を石でひっかいたように、だんごの表面を傷つける元になってくるのです。後でできあがったとき下の写真のような傷玉になってしまいます。こうなるのを防ぐには、土を振りかけた後、指を広げた左の掌から指を広げた右の掌へとぱっぱと玉を移動させて、そしてぱっとまた元の左の掌に戻す、この掌から掌への往復ぱっぱの移動で大きめの粒子を振り落とす手順を踏んでから、その後でやさしくなぞる作業をするのです。土を振りかけて、ぱっぱ移動で振り落として、そしてなぞる、この3ステップの繰り返しです。初めのうちはこのぱっぱ移動が一番難しく感じるものです。どうしても感覚が分からないと言う方は「ビデオ・泥だんご」(加用文男制作 ひとなる書房)をご覧になって下さい。ただし、「最新の方法」(早期脱水白玉法)は、特に休ませ方などがビデオで紹介している方法とは少し違っていますので、この球体作り部分を主に参考にしてください。

                                 (傷玉になった完成品)