日英サイエンスワークショップ2009を開催し、成功を収めました!
8月18日から22日まで、京都教育大学を会場に日英SW2009を開催しました。英国の高校4校から12名と、日本のスーパーサイエンスハイスクール3校(京都府立洛北高校、立命館守山高校、京都教育大学附属高校)から14名の高校生が、寝食を共にしながら、文化交流を交えてサイエンスの研修を行ないました。
研修では京都教育大学から3名と京都大学から1名、(株)片岡製作所から1名の計5名の科学者に英語でご指導いただきました。テーマは、「マウスを使った免疫系の探究」、「プラズマの世界 ~その性質から応用まで~」、「スターリングエンジンの製作を通した科学技術の学習」、「合金が溶解する温度は何度? ~錬金術から化学への発展~」、「光学とレーザーと量子消しゴム」の5つでした。このように、高校では学習しない高度な内容を英語で学ぶという非常にハードルの高い研修ですが、日英高校生が教え合い、助け合うという共同作業を通して、科学の面でも、英語の面でも、短期間に大きく進歩することに今回も驚嘆させられました。そのことは最終日の公開発表会で日英の高校生が対等に発表し、活発に質疑応答している姿に現れていました。
日英を隔年訪問し、今回は2007年に次いで京都教育大学での二度目の開催でしたが、前回よりもさらに充実したものになるよう、8月17日に京都の伝統文化を体験する事前交流のツアーを企画したことや、OB、OGとの交流会を初めて行い、日英SWの過去の参加者によるトークやテーマごとのグループディスカッションを行なったこと、文化交流会などのイベントで日本の高校生に司会進行をさせて、主催国の生徒としてできるだけ運営にも参加させるようにしたことなどは、参加した日英高校生に一層充実感を得させるのに役立ったと思われます。とりわけ、OB、OGとの交流会では、過去(2004年、2007年日本、2006年、2008年英国)の参加者が、日英SWでの経験が現在の自分の進路や生き方に大きい影響を与えていることを話してくれたのは、このイベントの教育的効果が大きいことを物語るとともに、今後も続けていくべきだという思いを強くしました。
また、8月19日には、日英理科教員交流会を開催し、日英の大学入試制度の交流や、実際の日英の理科教科書を用いての教育内容や教え方の交流を行ない、日英の教員研修の面でも成果をあげることができました。






