1.SSCについて
「平成17年度スーパーサイエンスハイスクール研究開発実施計画書」の「3.研究の概要」において提示した課題(4)では,「教科指導からの発展としての自主的創造的活動の開発」を挙げ,具体的な方法として「④自然科学系クラブなど課外活動の統合的な指導と発表・発信の場の設定」を行うこととしている。
平成14年度からの指定の中で本校がSSHとして取り組んできたのは教科教育に関わることが大きく,「自主的創造的活動の開発」については今次のSSHの研究課題における大きな柱と位置づけられる。自然科学系クラブ活動としては,科学クラブ・生物クラブ・物理クラブ・化学クラブといった部活動として継続的な取り組みを行っている学校も多いが,本校の場合には数学クラブが数学科によって指導されてはいるものの,他の領域に関しては,そうした部活動はない。また,活動内容から考えて自然科学領域の教科内容と深く関わっていることから,教科指導に依存するところも大きい。しかし,本研究の中で教科が中心となって部活動を組織する場合には,教科指導の延長として認識される懸念もあり,「自主的」活動を組織するためにも校内のいろいろな場面から活動が立ち上がるようにしたいと考えた。
基盤を整備するために次のようなスーパーサイエンスクラブ(以下SSC)を結成することとした。以下の資料は生徒向けに説明したプリントである。
| スーパーサイエンスクラブ(SSC)オリエンテーション 
◎今までのSSH(スーパーサイエンスハイスクール) 本校は過去3年間,文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール研究校に指定され自然科学コース1クラスが主な対象でした。 そもそもスーパーサイエンスハイスクールは,将来の日本の科学を担う人材の育成を目指すものです。同時に科学と無関係に生きてはいけないこの世界で,科学的な知識や見識に優れた人材を多く育成することも大事な目的です。科学的な知識や科学的なものの見方・考え方は理系文系に関わりなく皆に必要なことなのです。 私たちはその目的に応じた授業内容や方法を研究し,皆さんに提供していくことはむろんのこと,大学や企業の協力を得て見識を深める実践や見学を校内だけでなく,場を校外でも行ってきました。先輩の活動内容を本校のホームページに紹介しています。 ◎今年度からのSSH 続いて今年度から5年間スーパーサイエンスハイスクール研究校に指定されたのです。全クラスが対象です。つまり今までの対象が1クラスだったのに対して対象が5クラス,つまり皆さん全部になったのです。 今までの研究で学んだことを授業に活かしていくことはいうまでもありません。さらに授業の中では実践しにくい活動を,大学の先生や企業の方々の協力を得,連携のもとに課外活動や校外学習活動として,放課後・土曜日・日曜日・長期休業中に場を設定し,皆さんの参加を募ることにしました。 その活動を(仮称)スーパーサイエンスクラブ(Super Science Club)略称SSC活動とするものです。 ◎(仮称)スーパーサイエンスクラブ(Super Science Club)略称SSC スーパーサイエンスクラブ(Super Science Club)略称SSCは,生徒自治会のクラブではありません。スーパーサイエンスハイスクール研究校に指定された本校が,その研究活動の一環としておくものです。主として理科・数学が深くかかわっていることはいうまでもありませんが,そのほかの教科もかかわることになるでしょう。 ですから,これから紹介する活動に理系文系関わりなく参加してほしいと思います。 さて,いずれかの活動に参加するにはまず登録してもらいます。スーパーサイエンスクラブ(Super Science Club)員です。クラブ員証を発行します。 活動に参加し,修了を認められた人には「修了証」を渡します。 |