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 【他教科の取り組み::家庭】 第2年次のまとめ(家庭) (2007.03.31)

1.身近な生活の中の自然科学
 家庭生活の行為は,社会や環境との関連が深く,そこに生じる課題は様々である。一つ一つ課題解決に対するノウハウを全て教えることは困難であるが,生活行為を科学的に理解することで対応能力を養うことは可能である。
 例年,それぞれの分野において科学を意識して授業を行っている。例えば,保育分野において,胎児が成長する過程(遺伝子命令)と薬物やウイルスの影響,胎児の羊水利用による機能訓練などの母体外に出る準備,陣痛を起こすメカニズムなど生命科学と関連させることで,より生命の神秘・偉大さを感じ,父性母性育成教育に効果をもたらす。食物分野では,栄養学において,個々の栄養素の働きだけでなく,総合的な体内での変化や役割を知ることで栄養バランスの大切さがわかる。また,食中毒菌の特徴や遺伝子組み換え食品を知ることやで食生活への安全意識が高められるだけでなく,不必要な不安感に左右されない食生活を営む力を育成することができた。住生活分野では,住空間の衛生(食寝分離)・適正就寝・人体寸法・プライバシー確保などを考慮した間取りのコンピュータ実習や,スクラップ&ビルドの住宅政策による環境・文化への課題などをとりあげ,これからの住生活を考えさせた。被服分野では,合成繊維の加工による新素材の利用,洗濯用洗剤の科学的特徴を踏まえた洗濯方法,洗剤を含む有機物の家庭排水による環境汚染対策の討論を組み入れるなど,科学を通して,更に合理的な家庭生活を創る力を養う。
【評価と課題】
 生徒の反応から,生活に対して広い視野をもって,総合的なものの見方ができるようになったという評価が常に得られるということは,一応の成果があったといえる。
課題としては,あくまでも,家庭生活を中心とする教科の姿勢は崩さず,科学的理論に基づいた知識も生活行為に生かせるようにする必要があり,その活用が,各自の実生活でいかにされているのかは把握しにくい。
また,まだまだ家庭科と科学を別のものと捉えがちであるため,もっと身近なことを取り上げ,科学と関連づけた授業の工夫が必要であると共に,科学が不得手な生徒が頭から拒絶しないように進める工夫も必要である。

2.職業観の育成
家庭生活を科学することで,様々な職業への興味付けができる。例えば,栄養学は,管理栄養士や食品加工・バイオ研究・医学(食保健)へ,被服では,繊維や洗剤の新素材開発,環境研究へ,住生活では,建築士への関心を高めることができた。
【評価と課題】
 毎年,栄養士や栄養教諭に関する質問があり,栄養学・家政学・農学を進路に考えるものも多い。上記にもあるように,生徒は,授業によって生活を,学問としても興味関心を寄せている。
 課題としては,より職業観を伸ばすために,今年度は実施しなかったが,専門性の高い他教科との連携を図った授業を実施すると良いと考える。

 【他教科の取り組み::家庭】 第1年次のまとめ(家庭) (2006.04.01)

1.教科の指導目標について
①理科教育分野との連携
 今年度は,化学と共同で授業に取り組んだ。
 5月には,理科教諭担当「物質科学Ⅱ」(3年生)のコロイドのところで,本学家政科の後藤景子先生による「洗濯の科学」の講義が行われた。その中で20分程度の実験を担当した。界面活性剤の汚れを落とす作用をすすや食用油を用いて,水と比較するものであるが,2年生時に家庭科で学習した被服の手入れと結びつけながら進めた。
 3月には,理科教諭担当「物質科学Ⅰ」(2年生)の有機化合物分野の洗剤のところで授業を行う。この学年は1年生時に家庭基礎2単位となり,内容の厳選をし洗剤の分野は物質科学で取り扱われるため,家庭科では授業内容から省いている。よって,化学による洗剤の成分・特性の授業の後に,洗剤を含む有機物の家庭排水による環境問題について,生徒に考えさせる授業を1時間担当し,5月同様本学の後藤先生の講義の中で実験を実施する予定である。

②身近な生活の中の自然科学
 家庭生活にはさまざまな行為とそこから生じる多くの課題がある。一つひとつ課題解決のノウハウを伝えることは困難であるが,生活行為を科学的に理解することで対応能力を養うことは可能である。
 例えば,保育分野において,胎児が成長する過程(遺伝子命令)と薬物やウイルスの影響,胎児の羊水利用による機能訓練などの母体外に出る準備,陣痛を起こすメカニズムなど生命科学と関連させることで,より生命の神秘・偉大さを感じ,父性母性育成教育に効果をもたらす。食物分野では,栄養学において,個々の栄養素の働きだけでなく,総合的な体内での変化や役割を知ることで栄養バランスの大切さがわかる。また,食中毒菌の特徴や遺伝子組み換え食品を知ることやで食品の安全性が高められるだけでなく,不必要な不安感に左右されない食生活を営む力を育成する。住生活分野では,住空間の衛生(食寝分離)・適正就寝・人体寸法・プライバシー確保などを考慮した間取りのコンピュータ実習や,スクラップ&ビルドの住宅政策による環境・文化への課題などをとりあげ,これからの住生活を考えさせた。被服分野では,合成繊維の加工による新素材の利用,洗濯用洗剤の科学的特徴を踏まえた洗濯方法,洗剤を含む有機物の家庭排水による環境汚染対策の討論を組み入れるなど,科学を通して,更に合理的な家庭生活を創る力を養う。

③職業観の育成
 家庭生活を科学することで,さまざまな職業への興味付けができる。たとえば,栄養学は管理栄養士や食品加工・バイオ研究・医学へ,被服では繊維や洗剤の新素材開発,環境研究へ,住生活では建築士への関心を高めることができた。

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