サクラ
京都教育大学の藤森キャンパスには8種類の桜が植えられています。年によって若干ズレがありますが、3月の中旬からおよそ1ヶ月の間、花の時期を少しずつ違えながらそれぞれが特有の花を開きます。また、初夏の新緑や秋の紅葉にも花とは違った美しさがあります。 |
|
≪サクラの属名≫ 一般にPrunus(スモモ属)はサクラ属という和名をつけて使われることが多いが、本来Prunus(ラテン語で“スモモの木”の意味)はスモモを基準種として与えられた属名である。保育社の原色図鑑(北村・村田、1980)によると、Prunus属の下位階級としてスモモ亜属(Subgen. Prunus)、モモ亜属(Subgen. Amygdalus)、サクラ亜属(Subgen. Cerasus)、ウワミズザクラ亜属(Subgen. Padus)およびバクチノキ亜属(Subgen. Laurocerasus)の5亜属があげられており、スモモ亜属はさらにアンズ節(Sect. Armeniaca)とスモモ節(Sect. Prunus)に細区分されている。ここでは、狭義の見解に基づき、これらの亜属および節を6つの属(Armeniaca、Prunus、Amygdalus、Cerasus、Padus、Laurocerasus)として扱うことにする。 学名の話はややこしくて一般的ではないが、スモモのことを“プルーン”と呼んだり、サクラ属Cerasus(セラースス)に因んだサッカーチームのユニフォームに桜の花があしらわれているように、私たちは知らず知らずのうちにこれらの語に接している。 |