学校通信
研究活動
国際交流
入学案内
教育連携
ダウンロード
お問い合わせ/リンク
過去の研究成果(本校のあゆみ)
教育の創造性と創造性の教育
本校教育のあゆみは,教育思潮の変遷により多少の変動はみられるが,その中で一貫していることは,子どもの 自由な精神を尊重し,子どもの自主性を育てようとしてきたことである。
戦後いちはやく総合教育を提唱し,生活を核とした題目学習の研究にとりくみ,生活即学習の態勢づくりをめざし,子どもの経験や能力に応じた主体的学習を確立しようとした。これが研究の第1期である。
しかし,経験の統一や系統性が問題視されるようになり,学習内容の精選と系統性の確立,さらに子どもの心的変化や欲求の追究へと向けられ,子どもの主体的学習を保障するための研究が始まった。これが研究の第2期である。
ところで,思考の問題を掘り下げてきたとき,学力の要素に知能以外のなにものかを感じ,学習を生き生きさせるものは連想や想像のはたらきではないかと考えるようになった。今から40年前,主体的学習の中で想像のはたらきが重要な役割を果たしていることに着目し,現在に至る「創造性教育研究」が出発した。
想像力を生かす授業の改造・想像から創造へと,子どもの思考過程の研究から始まり,その中で想像の拡大と整理,異質の導入,視点の転換と再構成などの概念を手がかりに,その成果を世に問うた。
その後,個の創造性は,集団思考の中で高まりを見せることに気づき,学習集団を育てることに力を注いだが,その中で弱い立場にいる子どもの存在がクローズアップされてきた。
そこで,ひとりひとりの子どもたちの立場から,授業を見つめ直そうとしたのが,第3期の研究に直接つながる「個の自立」の概念なのである。この研究では「自立」を”学習の組み立て””学習を味わう””学習に体当たりする”といった面から追究してきた。近年は「個」だけに目を向けるのでなく,一人の子どもとまわりとの関わりに目を向けて,個々の切り拓く力の育成を目ざした研究を続けてきた。
現在は,研究の第4期に入り,学びを創り出す子どもの姿に着目し,総合的な学習もふくめて,学びの環境を見直し,個の育ちと学びの環境のあるべき姿を求めて,幼稚園・小学校・中学校の共同研究を行っている。また今年度から,子ども同士の学びを高め合う言語活動に着目した研究を進める方向で話し合いを進めている。参考までに,本校の研究テーマ・研究図書を紹介する。
研究テーマ・研究図書
- 昭21年
- 学習の意義と学習における具体的な諸問題
- 昭23年
- 総合カリキュラム研究
- 昭24年
- 単元学習と基礎能力(教育計画)
- 昭25年
- 学習指導法(子どもの見方,伸ばし方)
- 昭27年
- 児童の生活経験の発達について
- 昭28年
- 基本的能力と具体的経験
- 昭29年
- 能力の再検討(国語・算数・理科)
- 昭30年
- 学習指導の基本的研究
- 昭32年
- 児童の思考性について
- 昭34年
- 指導要領改訂にともなう実践的研究
- 昭36年
- 発展的なすじ道を求めた学習指導
- 昭37年
- 効果的な学習指導法
- 昭39年
- 評価を生かした学習指導
- 昭41年
- 想像力を生かす授業改善(以下,明治図書刊)
- 昭43年
- 想像から創造への指導過程
- 昭45年
- 子どもを変える創造学習
- 昭47年
- 創造する子どもの学習展開
- 昭49年
- 子どもが視点を変える授業
- 昭51年
- 個の創造性と集団思考
- 昭53年
- 学習集団が育む個の創造性
- 昭55年
- 個が生きぬく学習集団
- 昭57年
- 個の自立と学習集団
- 昭59年
- 子どもの自立と学習の組み立て
- 昭61年
- 自立への芽が育つ学習の成立
- 昭63年
- 子どもの自立を育む授業の構想
- 平 2年
- 自己実現をめざす授業の構想
- 平 4年
- 自発性を培う生活科(切り拓いていく子供たち)
- 〃
- 自ら学習する姿を求めて(パソコンを使った学習)
- 平 6年
- 新しい時代を切り拓く子
- 平 8年
- 心を通い合わせる子
- 平10年
- 豊かな人間関係を培う子ども
- 平12年
- 学びを創り出す子
- 平14年
- 豊かな育ちを生み出す学びの環境づくり
- 平16年
- 豊かな育ちを生み出す学びの環境づくり(第2次)
- 平18年
- 豊かな育ちを生み出す学びの環境づくり(第3次)
- 平20年
- 学びの生きる場づくり(第4次) ~3歳から15歳までの子どもが学び合う姿を求めて~
| ▲このページの先頭へ |