*琵琶湖疏水の紹介*
 水に恵まれない京都にとって琵琶湖疏水の水を引くことは昔からの夢でした。1885年疏水工事に着工し、1890年に完成しました。 これにより、毎日200万立方メートルの水が送られてきますが、今日疏水は、水道用水のほか、発電、疏水路維持の舟運、かんがい、防火、 及び工場など多目的かつ効率的な水利用がされています。 1200年を越える歴史を持つ京都に、当時最新の技術を取り入れた疏水は、もうすっかり 京都の風土にとけ込んで、景観を形づくり、蹴上インクライン、南禅寺水路閣及び、哲学の道ゲンジボタルとその生息地は、京都市の文化財として指定、 または登録されており、山科疏水、哲学の道及び岡崎公園周辺などとともに、市民や京都を訪れる人々にとって名所の一つとなっています。

(出典:京都市水道局「琵琶湖疏水」「琵琶湖疏水記念館」より)                                                    <   項 目  >  
1.疏水につい
 

2.インクラインについて

3.白川で生活する鳥について

 4.京都市動物園について


     *疏水の経路*
         琵琶湖疏水は、滋賀県大津市の琵琶湖取水地点から「第一疏水」「第二疏水」にわかれ、いくつかのトンネルを通って合流します。
  
       
                                   

〔→〕合流する地点の疏水です。
そして、南禅寺に流れます。





                     疏水の音を聞                    いてください

 

  アーチ上の疏水  
  *疏水のアーチ*
南禅寺の法堂の南側にある疏水の流れる赤レンガ造りの水路閣です。無料で自由に上を歩くことができます。
     アーチ下の滝
 水を押し出すところ蹴上発電所と水圧鉄管

           
疏水についてくわしく知りたい人は 琵琶湖疏水記念館へ行ってみてください。   

*インクライン (傾斜鉄道)*
  インクラインとは?
当時、大津ー京都間で、荷物を運ぶときに、舟をレールに乗せて、
山(約35mの落差)を越させた跡。
           

                                                          
            
                                                                運ばれた舟が再び疏水に戻る所・中間地点の舟と台車・蹴上から降り始める所の舟と台車  
                 

                      

                                                 

*白川で生活する鳥
  地下鉄東山駅(東西線)から三条通りに出て、白川橋のすぐ手前の小さな道に入ると、
白川という小さな川(疏水の続き)があり、そこにアヒルやカモがたくさんいます。
このカモは合ガモかもしれません。  

    これはアヒルの巣でしょうか?
 




                                                  


                      

   仲良く泳ぐ2羽のアヒル
   


 



アヒルの鳴き声を聞いてみてください。

              


 

 いつでも一緒にいるカモ達

       

  カモの鳴き声を聞いてみてください。
 

         市街地の中ではこのように野生でない鳥もいます。


             

 白川の前の小さな木にいたスズメ

    

スズメの鳴き声を聞いてみてください。

                *京都市動物園*                

 <特徴>                                                   
   ・明治36年に開園され、日本で2番目に古い歴史をもつ動物園です。                    
   ・京都の北東部、岡崎公園の中に位置し、東は東山連峰、南禅寺の木立に連なり、南は琵琶湖疏水が流れる山紫水明の地にあります。                     
   ・この動物園では、疏水の水(南禅寺の水路閣からの引き水)を利用しているため、飲 料水より安価なので豊富に水が使え、園内がきれいという点で大変役立っています。        
 <おすすめ>                                                     
   ・園内は松などの常緑樹が多くて、4月上旬には、200本余りの桜も満開になるので、 花見におすすめです!                              

*京都市動物園救護センター*
     京都市動物園の正門から少しはずれた所にあります。この救護センターは、京都市 が京都府から委託をうけ、ケガなどで運ばれた野鳥や獣を放せる段階まで治療、世話  をする一時収容施設です。
私達が伺った時は、獣医の方と飼育係の方が、案内、説明をしてくださいました。 
( *観光場所ではないので、誰でもなかを見せてもらえる訳ではありません。)
                                                                               

       第一室にいる鳥たち (冷暖房までついています)
                        
                           ↑メジロの鳴き声            ↑きびたきの鳴き声
               
その他にも、ツバメ、アシホソガラス、メジロ、オオルリビタキ、狸がいます。

外の鳥かごに移った鳥たち」
           
ケアが終わった鳥たちで放す直前です。
   シロハラ(ツグミの仲間)、セキグロセキレイ、イカル、ユリカモメ、カワウなどです。
                                  ↑これは京都府の鳥 です!                                  (上の3羽の鳥)
            

    「死ぬまでここですごす鳥たち」
         
とびの鳴き声を聞いてみてください
               

このセンターの中には、どうしても放す段階までいけず死ぬまでここで過ごすものもいます。これは翼がない
(骨折など)ことから、もう自然に帰ることはできません。
 トビやオオタカ,フクロウなどのもうきん類もいます。

 「その他、外にいるもの」
            
         シカ                   フクロウ                     サル         
見渡すと狸が多い事に気付きます。

 

   なぜか? : もともと里山に住み、交通事故にあいやすい。とっさの場合、意外な方向に走るのが原因するのかもしれないと思われるそうです。
          

        このように、いろんな動物が、このセンターにはいます。年間では1000件以上の世話をするそうです。その内、4割も放せるようになるのだそうです。
  
  元気になったけど飛べない場合

    救護センターに代わって一般の人達に育ててもらう里親制度があります。
                                   ・ 様々な鳥がいますが、フクロウなど身近では見ることの少ない                                  鳥の方が引き取られ、飼われる率が高いようです。

 *問題点*
     誘拐事件: 巣立ち間もない鳥が飛ぶ練習をしている時、飛び損ねているのをけがしているものと間違ってもってきてしまうこともあるそうです。親達が見守っている場合があるので、手を出さないようにしましょう。

             ホ乳類もそうです。シカやカモシカノ場合、親がえさを食べにいったり、母親がもどってくるまで身をかくして、じっとひそんでいるだけです。じっとしているのを見て、ケガや病気と誤解して連れてきてしまうことがあるということです。わたしたちは、できるだけこういうことを知って、野生生物がどんな状況にあるかの判断力をつけることが大切だと感じました。

     みなさん、じっとしている鳥や野生生物がいたら、しばらく見守りましょう!