エスニック

私たちの健康

それでは、食生活の変化が私たちの体にどんな影響を与えているのかについて考えてみましょう。
みんな、日本で一番多い病気は何だと思う?
−ガン
そう。ガンがグーンと増えています。

さっき、食生活が洋風化したということが出てきましたが、病気も洋風化してきたことがよくわかりますね。アメリカなど西欧諸国で問題となっていた成人病、今は生活習慣病と言いますが、と言われる病気が急激に日本でも増えてきています。
こうした生活習慣病というのは、まさに名前のとおり普段の生活習慣が原因となる病気です。この生活習慣の中でも食生活というのが最も影響していると言われています。
また、アトピーなどのアレルギーも増えてきています。
これは、食生活が欧米化したことが原因の一つと言われています。
若い女性の乳ガンなども増えていて、そういう人たちはご飯を食べずに、ケーキや菓子パンなど甘い物ばかりを食べているそうです。

朝ご飯にパンを食べているという人もいましたが、パンとご飯どちらが健康に良いと思う?
ご飯が、良いのは、水で炊くだけで添加物が含まれないし、飽きない、副食のバリエーションが豊富、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富、粒食で腹持ちが良い、よく噛むことにもなるということが上げられます。また、日本の風土に合っているということもあります。最近の子どもは固い物を食べないのでよく噛むことをしません。噛むというのはとても大切で、歯を丈夫にしたり、消化を助けたりということになります。
また、日本で食べられているパンは外国の人に言わせたら、パンではないと言われます。外国ではもっと固いパンを食べています。
 
昔の人はご飯をたくさん食べて、他にはどんな物を食べていましたか?
−味噌、納豆、梅干し、漬け物・・・
そうだね。そういう食べ物はみんな発酵しています。昔は保存方法がないから塩を入れたり、発酵させたりして、保存食として年中食べられるよう工夫していました。
こういう食品はとても体に良いおばあちゃんの知恵が詰まっています。
これまで私達はおばあちゃんの知恵をどちらかというと、棚に上げて、他のものに頼ってきましたが、今もう一度、そういう知恵を見直してみませんか?
きんさん、ぎんさんが100歳過ぎても元気なのは小さい頃にご飯を中心とした季節の野菜などをふんだんに食べていたからです。

人間の味覚は10歳までに作られると言われます。
今、長生きをしているお年寄りは、そういう時代に和食を食べていました。
みんなは、どうかな?


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