エスニック

食料自給率

また、日本の気候・風土に適した食生活をおくっていた時代から、日本では生産できないものを輸入する食生活をおくるようになっています。
皆さんは食料自給率という言葉を聞いたことがありますか?
これは、国内で食べている食料のうち日本で生産された農産物の割合をあらわす数字です。
現在の、日本の食料自給率は一体何割くらいだと思いますか?
−2割、3割、6割
食料自給率はカロリーベースといって。カロリーで計算して41%となっています。穀物自給率では28%です。私達の食べているものの半分以上が輸入されているということになります。
皆さんに、アンケートで「食べ物の大部分が輸入されることについてどう思いますか?」とたずねたところ、次のような答えになりました。

一番多かったのが「何とも思わない」という回答でした。
日本の食料自給率の41%という数字は、先進国の中では最低の数字です。
日本は半導体とか、いろんなものを作って売ったお金で海外から食料を買えば良いと思いますか?
 
世界の農産物の貿易は生産量に占める輸出の割合が小さく、少数の国・地域に輸出国が集中しています。これはどういうことかというと、その国や地域で気象などによって不作になったら、とたんに輸出が途絶えてしまうという危険性があるということです。
輸出している国が自分の国の人が食べるのに困っている時に、日本に輸出してくれると思いますか?
また、開発途上国を中心として人口増加が今後さらに見込まれています。開発途上国でも畜産物の消費が増えています。これはどういうことかと言いますと、これまでそのまま穀物として人間が食べていたものが畜産物の餌となって消費され、穀物の必要量が増えるということです。
例えば鶏肉1kgの生産には4kgの穀物が必要ですし、
豚肉には7kgが、牛肉では、11kg必要です。
また、みんな環境問題についていろいろ勉強しているみたいだけど、世界的にどんなことが問題になっている?
−オゾン層破壊!、砂漠化!・・・
そうだよね。砂漠化というのは、農地がなくなっていっているということです。
さらに、現在でも開発途上国では栄養不足人口が8億3千万人存在します。

日本でも昔から冷害によってお米がとれずに、飢饉が起きたというような話は歴史で勉強したことと思います。
つい最近でも平成5年に夏に気温が上がらず雨が多かったためにお米が不作となり、お米を外国から緊急輸入したことがありました。そのときは、日本中の人がお米の話で持ちきりになり、お米屋さんに行列ができたり・・と騒ぎになりました。
  
このように食べ物に困らなくなったというのは、つい最近のことで、これが永遠に続くと思ったら大間違いだということがよくわかると思います。

次へ


トップ アイコン
トップ


エスニック