
国民1人・1日当たり供給純食料(g)
昭和45年度 平成9年度 (参考)昭和35年度
米 260.9 182.8 (▲29.9%)
314.9
小麦 85.7 88.9 (+3.7%)
70.6
いも類 44.2 58.3 (+31.9%) 83.4
豆類 27.7 25.3 (▲8.7%) 27.7
野菜 312.7 278.7(▲10.9%) 273.1
果実 104.3 111.0(+6.4% ) 61.2
肉類 36.6 84.2 (+130.6%) 14.2
牛乳・乳製品 137.2 255.4(+86.2%) 60.9
鶏卵 39.8 48.1 (+20.9%) 17.2
魚介類 86.5 98.6 (14.0%) 76.1
砂糖類 73.8 50.3 (▲31.8%) 41.2
油脂類 24.5 41.2 (68.2%) 11.8
どうですか?たった30年くらい前のことなのに、随分食べる量が変わっていますね。昔はお米をいっぱい食べていて、今はお米を食べる量がぐーんと減っているよね。
それから、何が増えた?特に、肉類、牛乳・乳製品、油脂類が増えているよね。
みんなに好きな食べ物は何ですか?と聞いたら、見て下さい。カタカナの料理がたくさんあげられました。
| おすし 6 ごはん 2 まつたけご飯 牛丼 梅干し 納豆 みそ汁 そうめん ざるそば きつねうどん お好み焼き たこ焼き ころっけ 天ぷら 2 油あげ 魚料理 さしみ なまこ 野菜 トマト 2 キャベツ |
りんご 2 スイカ 2 プラム かき氷 みかん なし チェリー ぶどう もなか ナタデココ かき氷 |
ハヤシライス カレー 6 オムライス スパゲッティ 1 グラタン 2 ドリア ピザ ハンバーガー 2 チキンタツタ ハンバーグ 3 ロールキャベツ ステーキ 3 サラダ 2 チンジャオロース 春巻き ぎょうざ みそラーメン |
昔と比べて食生活はどんなふうに変わったんでしょう?
−洋風化した
そうだね。
昔と変わったことは、食の洋風化の他、いつでも、どこでも、どんな食べ物でも手に入るようになりました。皆さんはこれを豊かな食生活と言いますか?
こういう食生活はどうして可能になったのかな?
−輸送ができるようになった
それは何を使って?
−トラック
トラックは何を使って動くの?
−ガソリン
そのほかに何かある?
−冷蔵庫
−ハウス栽培、品種改良
そうだね。そのほかにも保存料といって添加物を加えることで保存が良くなったりしたこともあるよね。
みんなの便利な食生活というのは、そういういろんなものの上に成り立っています。
テレビでアフリカの先住民族の人が日本にやってきて、スーパーに行ってたくさんの食料品が並べられているのを見て「なぜ、こんなにたくさんの食料が腐らずにあるのか?」と驚いていました。また、日本の家庭に行って、「この家にはブタを飼う小屋がないのか?」と訪ねていました。私達が当然と思って生活していること自体が、自然とともに暮らしている人にとっては驚きの連続でした。私達の生活がいかにエネルギーを大量に消費することで成り立っているかということだと思います。
また、最近はにんじんの味のしないにんじんとか、そういうものがもてはやされています。要はくせのないものを好むようになっているのです。
農業の世界では消費者ニーズといって、消費者の求めるものを作ろうとしています。消費者が求めれば、どんどんそういうものを作るようになります。
最近は、旬がなくなったというけど、みんな旬ってどれくらいの期間を指すと思う?
上旬、中旬、下旬っていうよね。だから10日間くらいを指します。
でも、本当の筍の旬なんかは、もっと短いと言われています。
それが今は、旬というのがなくなって、本当の旬の時期にほとんど出回らないというような変なことも起こってきています。
これも、農業の世界から見ると、なるべく人の出さない時に出して、儲けないと今は、農産物の値段がとても安くて、生産が続けられないという事情もあります。
でも、食べ物が一番おいしくて栄養もあるものです。昔の人は季節の食べ物を楽しんで食べるという楽しみ方をしていました。みんなも、季節の食べ物を楽しんで食べるというようなことをしてみて下さい。
買い物にいって今はトマトの旬やからトマトを買おう!というようなことを考えて、買い物することがおしゃれと言われるかもしれません。
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