焼き芋


 調理実習で余ったイモを焼き芋にして食べることにしました。事前に落ち葉を集めておいたのですが、全然足りませんでした。よく乾燥しているのですぐに燃え尽きてしまいます。急きょ、校内を探し回って落ち葉や枯れ枝を集めました。いったいどこから集めてくるのか、落ち葉集めの鉄人のような人もいてみんなから尊敬のまなざしで見られていました。「手伝ってくれたら、焼き芋を分けてあげる。」という言葉に誘われて、他のクラスの人も落ち葉集めに協力してくれました。おかげで落ち葉はたくさん集まったのですが、急きょ集めた分は湿っていて火のつきが悪く、焼き上がるまでかなり時間がかかりました。火力を強くするため、うちわであおいだり、口で吹いたりと大忙しでした。口で吹いて火力を強めるのが得意な人は「ゴジラ」と呼ばれ、重宝されていました。手間がかかっただけ、格別おいしい焼き芋でした。